〜霧ヶ峰の魅力を次の世代まで〜特定非営利活動法人 霧ヶ峰基金

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8.霧ヶ峰のいま
 霧ヶ峰には年間約300万人の観光客が訪れ、長野県霧ヶ峰自然保護センターが平成17年に車山肩と八島ヶ原湿原を中心に行ったアンケート調査では、その8割が過去に霧ヶ峰を訪れたことがあるリピーターでした。
このように、一度訪れた人々を様々な魅力で魅了してしまう霧ヶ峰ですが、次のような問題も起こっています。
火入れ
ビーナスラインが平成14年3月に無料化され、より一層、自動車やバスなどでの通過型観光が強まっています。ニッコウキスゲが見ごろになる7月の海の日の連休を中心に渋滞が発生し、公衆トイレの不足やごみのポイ捨て問題が起こっています。
登山道の荒廃や踏み込みによる草原の裸地化が進行しています。
観光客の衣服・靴底等に付いて持ちこまれた外来植物が繁茂、勢力を拡大しており、在来種への影響が心配されています。
人為的管理の不足により、二次草原の森林化が進行しています。諏訪市では草原の保全の為、平成14年度から繁茂した低木・高木類を刈り取る雑木処理や、平成17年度から春先に火入れを実施しています。
 霧ヶ峰を訪れる方々へのマナー向上啓発や繁茂した外来植物の駆除を誰が行っていくのか、草原を維持していくのか、維持していくのならばどのような管理方法で誰が行っていくのか・・・等々。今、霧ヶ峰はターニングポイントを迎えています。霧ヶ峰の過去を振り返り、現在をみつめ、将来を見据えた「霧ヶ峰の基本計画」のようなイメージを霧ヶ峰に関わる様々な立場の人達で作り上げて共有し、霧ヶ峰の様々な魅力を楽しみながら、現実的な問題を一歩一歩解決していくことが求められています。

霧ヶ峰基金のご案内もご覧ください。>>
雑木処理
7.霧の子孫たち
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